インテリアコーディネーター試験問題解説1
インテリア販売

インテリアコーディネーター試験問題の第一次試験ははインテリア販売とインテリア基礎について知識を問われる試験です。はじめにインテリア販売編を解説します。
インテリア販売はインテリアに関する商品知識,、カーテンやカーペット,ソファなどのファブリック,あるいは家具の素材や歴史、また空間を構成する壁や床、天井,屋根材などの素材関係,キッチンや便所,洗面所,浴室などの水回りに関する設備、インテリア空間の仕上げとも言うべき照明器具など素材に関する必要な知識と販売の経路や小売価格や積算(カーテンや壁装材などの積算または改装に伴う工事費など)がよく出題されています。

カーペットに関する問題です。()の部分にそれぞれの下に記した語群の中から該当するものを選ぶ問題です。
(平成10年)
(1)ふっくらと柔らかく、弾性や保温性が良く、合成繊維の中で一番ウールに似た性質を持っている繊
維 は () である。この繊維で作った商品は、縮みにくく、染色堅牢性が良い。
(語群) 1、ポリエステル 2、ナイロン 3、アクリル
答え 3
(2)合成繊維の中で比重が最も軽く、吸水性・保温性が無く、硬い感触を持っている繊維は(イ)である。このごろ
は ニードルパンチカーペットなどに多く使用されている。
(語群) 1、ポリエチレン  2、ポリプロピレン  3、ビニロン
答え 2
(3)親水性に優れていて調質性がある。そして、手触り、保温性、染色性が良く、燃えにくい。反面、虫やカビに侵されやすい欠
点もある繊維は()である。
(語群) 1、麻  2、羊毛 3、棉
答え 2

(4)タイルカーペットのパイルのほつれを防ぐには、裏面のパッキング材の性能が重要である。昔はにはアスファ
ルト系のパッキング材が使われたこともあったが最近は大部分の商品が(エ)系のパッキング材を使っている。
(語群) 1.塩化ビニール 2、フェノール 3、ポリアミド
答え 1
(5) ドアのノブにふれたときの静電気のショックの予防や、OAなどの情報機器の誤作動防止の目的にパイル
糸に金属系または()性繊維を混入することがある。
語群) 1、静電  2、帯電  3.導電
答え 3

解説
 ポリエステルは磨耗に強くいがウールには似ていない。ナイロンは耐久性がよいが汚れやすく染色方法により
良くないことがある。ポリエチレンは合成樹脂、ビニロンは合成繊維だがニードルパンチカーペットには向いていない。
麻は綿と似た性質をもっているが、しわになりにくい利点がある。麻も綿も燃え易いところが羊毛と違う。
塩化ビニ−ルはパッキング材に使用されているが燃えるとダイオキシンが発生するのであまり感心しない。
フェノールは樹脂。ポリアミドは樹脂に使用される。

次回もファブリックについて考えます。