EXCESS BAGGAGE

Movie
KLL
Benicio
JJJ
かわいいです。すごくかあいいです。ヴィンセント君。

でもね。映画自体の出来は最悪です。トロが出演してなかったら、観るのはお断わりの映画です。
しかししかし、トロの演じたキャラクターがとてもラヴリィなのは、否定できません。心優しいけちな車泥棒。
たった2週間の単館上映でしたが2度観に行きました。この映画の欠点は多々あれど、一番の欠点は脚本です。
どうして主役の二人が恋に落ちるのか…説得力が無さ過ぎます。そんな唐突に"いい雰囲気"になられても…(笑)
でもね。そんな脚本にも好きな部分はありました。実はそれがHPタイトルの由来なのです。
トロは車泥棒役なんですが、そんなに悪党じゃない。人を傷つけるのは嫌いで気が弱い。
で、エミリー(アリシア)を車のトランクに入れなければならなくなった時の台詞が…
"We Can Do This The Easy Way Or The Hard Way." …(虚勢を張ってるわけです)
でもエミリーはおとなしくトランクに入ってくれない。で。"I Have To Do It The Hard Way" と、
また、一応脅すんですが、"What's The Hard Way?" とエミリーに聞かれて、
"It's Harder...It's Harder Than The Easy Way. That's What I Know."(実はここが特に好き)
と答えるのです。あああ、かあいい。でも結局トランクには入れられないんです。(貰い泣き)
このシーンでヴィンセントの性格が伝わってきます。だからここは好きなシーンの一つなんです。
トロは『フューネラル』に続き、またしてもクリストファー・ウォーケンに脅されてます。雰囲気は全然違いますけどね。
ウォーケンもそうですが、トロはこの映画の中で結構いい演技してます。ほんと、この映画にはもったいないくらい。
なんでこうけちなちんぴら役が上手いんでしょう。喋り方といい動き方といい、見事なんです。
倉庫の中で、トロがハリー・コニックJrにトラブルが起こった事を説明するシーンなんて、もぉもぉ大好きです。
”そういう人” にしか見えません。そのシーンを、つい一番繰り返し観てしまいます。
ラストシーンの”足技”はトロのアイデアだったらしく、うまく行ったのでそれがエンディングになりました。
ヴィンセントはね。”ちんぴら評論家(笑)”の私にとっての”けちなちんぴら”の理想形の一つなんです。

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