上虞県滞在記 「旅」の巻

 

4月13日(月) 晴

今回の中国訪問の目的の一つ、花崗岩の原石買付の為今日は江西省へ国内出張の日。朝、いつも

のように自転車に乗って事務所へ行き、今日からの出張先でのスケジュールを一緒に江西省に行

く沈さんと傳小姐で話し合う。11:30ごろ早めの昼食を取り「杭州駅」へ出発。駅には14:30ご

ろ到着。電車は16:30出発なのでそれまで時間つぶし。我々は「軟座」と言われる席(日本で言

う指定席かな)なので駅の待合室を使用できます。そろそろ時間なので電車の方へ。「う、きち

ゃない」というのが第一印象。中に入ると座席は4人一部屋の寝台。我々が部屋に入るとすでに

知らんオジさんが座ってまして。このオジさんは広州から杭州に仕事で来てたとの事。電車が走

り出すと4人で「かぼちゃの種」をぽりぽり食べ初めまして、みんな無言でぽりぽりぽりぽりキ

リが無い。女車掌さんが来て「お湯」のサービスをしてくれるのでみんな部屋に備え付けの湯の

み茶碗を出してお湯をもらう。中国の車掌さんはほとんど女性。しかもめっちゃコワイ。怒らせ

ないよう下手に出ないといかんのよ。19:00ごろ食堂車?に食事に行きました。なぜか中国なの

にテレビで見た欧州の旅番組の食堂車のイメージがあったんですが。はは。もちろん全然違いま

す。電車はすんごい揺れるし、出てくる料理はまずい、ご飯はボロボロ。さっさと座席に引き

上げ〜。途中の停車駅で沈さんがビールを買って来てくれたので乾〜杯。ぬ、ぬるい。尿をもよ

おしたのでトイレに。そこはまさにデンジャラスゾーン!めっちゃきちゃない〜!足の踏み場も

無いちゅう感じで、つま先立ちで用を済ませました。道中はまだ長いようで就寝...と思いき

や途中の駅に止まるたびに「ギ〜」「ゴゴゴゴ〜」「がっくん」となるので寝てるのか寝てない

のかさっぱり。

杭州〜南昌までの列車(手前は我。わ、若い!)

軟座の部屋(汗臭いのよん)左右に2段ベット。

列車のトイレっす!臭い!汚い!

 

4月14日(火) 晴

7:10江西省南昌駅に到着。14時間30分の長い旅でした...と思いきや更に乗り換え。あ〜お

ケツが痛い。お次に乗るのは「汽車ぽっぽ」。8:20に出発。汽車の中でも3人で「かぼちゃの種

」をポリポリ(これって要するに暇つぶしなんですよね〜)。窓の外はのどかな田園風景。TV

「世界の車〇から」みたい。途中停車駅でそんなのどかな雰囲気が一転。窓の外を見ると一人の

中年女性が公安に連行される所で、この中年女性に地元住民が罵声を浴びせておりまして、傳ち

ゃんに「みんな何て言ってるの?」と聞いたところ「方言なのでよくわかりません」との事。こ

の女性はいったいどんな罪を侵したのでしょう。目的地九江駅に着いたのは11:10ごろ。沈さん

はタクシーを見つけ「どうぞ」って、「あんたこれちゃんと走るの?」というボロロン号。熱い

から窓開けようと思ったら窓開けるハンドルがありましぇ〜ん。ボロロン号は、なんとかホテル

に到着。江西省の最初のイメージってもっと「田舎」っていう感じだったんですけど、意外と拓

けてました。上虞にくらべりゃね〜、どこもラスベガスみたいなもんさ。この日は特に用が無い

との事で午後は自由、恐る恐るホテルの回りを散策。何もな〜い。ある商店の店先に昔日本で流

行っていたテレビゲームに子供達が列を作って待ってたぐらい。夜はホテル内で夕食を済ませ就

寝。

南昌駅(1992当時)

南昌駅から九江までの汽車

 

4月15日(水) 曇のち雨

 

朝8:00に現地公司の雷さんと桂さんが迎えに来てくれました。目的地「星子県」までは車で約1

時間、車で走ってるとみるみる景色が変わってきて、あっという間に一面の田園風景。そして公

司に到着。まず星子県滞在中の予定について「今日と明日で原石の検品、鉱山の見学」という説

明を受けお昼ごはん。早速「干杯!」今回のお酒は「黒米酒」というちょっぴり甘〜いお酒。ア

ルコール度数は確か12〜14度くらいだった。お昼の宴会もそこそこに花崗岩の石切場へ出発!

我々を乗せた「おんぼろトラック」で山道を登って行きました。道の幅は狭く、窓から下を覗け

ばここは「断崖絶壁」!トラックの運ちゃんがひとたびハンドル操作を誤れば...しかも「お

んぼろトラック」。そいでもって一緒に行った現地の公司の人が後ろの席から運ちゃんに話しか

けたりタバコあげたり。そのたんびに運ちゃん後向いてさ。「おいおい運ちゃん。あんたが死ぬ

のはいいけどオイラを殺しちゃいやよ」無事我々は1-12鉱点、石切場に到着。またココからの眺

めがすんばらしい!眼下には中国で3番目に広いという湖「潘陽湖」が広がっていました。石

切場ではみなさん仕事をしてまして、ふと足元を見ると「サンダル」え”?「危ないんじゃ...

」もちろん日本と違い機械も道具も少なくって「これじゃあ作業が大変ですね」って聞いたら「う

ん。毎年10人くらいは作業員が死ぬんだよ」といとも簡単に答えが...何ヶ所か鉱点を見て

下山。下りの「おんぼろトラック」が更にコワイ。くわばらくわばら。仕事を終え夜恒例の歓迎

式典「THE 宴会!」簡単に現地公司スタッフのご紹介。

楊科長・・・原石の質量管理。髪を油でかためてしぶい。江夏 豊に似てる。

雷先生・・・営業。チョビ髭の似合う「すらっ」とした男性。だんでぇ〜。

李経理・・・日本で言うところの部長さん。おとなしいおじさん。

査小姐・・・事務全般。優しい声の持ち主。とろけそう...ちなみに既婚者ね。

桂先生・・・運転手。社長の息子。同い年という事で親近感あり。

あいかわらず宴会料理が苦手な私、地獄のような時間。それでも見知らぬ土地に来たからには皆

さんのご好意を有難く頂かねばならぬのです。特に川魚が苦手。「うっ。おえ」泥臭いの〜。そ

の分あっしの場合はお酒でカバーしてるから。来る酒来る酒すべて一気!すきっぱらにはキツイ

けどね。そんでもってこの辺の言葉はかなりの「方言」で一緒に行った沈さんや傳小姐も聞き取

れないんだって。宴会が終わって星子の宿に行く時に桂さんが「この車運転してみます?」って、

旧ソ連製の車を運転させてくれたの。左ハンドルで4速トランスミッション。お店から宿までは

大体3KMくらい。飲酒運転だけど。もちろん道路には街灯なんて一個も無い。辺りは真っ暗闇。

途中闇の中から自転車が「にょきっ!」と出てきたときには一瞬「あ”〜中国でムショ行きだ〜

」と観念したくらい危なかった。マジで。助手席で桂さんがビックリして「運転変わります」

って。無事飲酒運転の車が宿に到着。とにかく辺りが真っ暗なのでいったいどんな宿なのかさっ

ぱりわからん。作りとしては「コテージ」とでも言っておきましょうか。部屋に入ってまず先に

確認するのはもちろん「トイレ」。「へ?何これ?便座無いじゃん!どうやって用足す?」シャ

ワーがついてるけどもちろんお湯なんてでません。しかもどんなに蛇口を回しても水が「ちょろ

ちょろ」仕方ないので部屋に置いてある「魔法瓶」のお湯で身体を「ごしごし」などして就寝で

す。

旧ソ連製の自動車

星子の鉱山(写真中央は沈さん)

ちょっと見ずらいけど、眼下に広がる翻陽湖

星子での宿泊先

お部屋(別名やもりの館)

トイレ&シャワー?

 

4月16日(木) 晴

 

朝9:00宿を出発。聞くと雷さんと桂さんもこの宿に泊まったんだって。現地公司に着いて早速

原石の検品作業。またこの原石検品ちゅうのが難しいのよ。花崗岩なんてすべて天然の物なんで

品質が一定してないワケ。不良品の多くは「ビリ」と呼ばれる「ヒビ」が入った物や花崗岩の中

に含まれる鉱物が固まってできる「白玉」「黒玉」。そして厄介なのが石の表面には出ていない

「白線」や「白玉」などを見分けること。よく中国側がやるのは石の表面に出てる「白玉」や「白

線」をノミなんかで上手く削っちゃうの。「白玉」や「白線」は表面だけ削ってもダメなの、ず

ーっと下まで入ってるんだ。こういう原石を購入して日本の石屋さんで原石を切断した時に初め

て判った時には「後のカーニバル」。石屋からウチの会社に返品。返品ったって1個3〜5トン

もある物中国に送り返す事できないし、置場もないしで石屋に泣きつくしかないのよ。大変。よ

くやったけど。はは。てなわけで「これはダメ」「これはOK」と検品を終え昼食。そしてまた宴

会なの。「そんなに毎日、しかもお昼から宴会なんてやらなくていいよ〜」って言ったんだけど。

「せっかく日本から来た朋友に対してこの位の事あたりまえです」って。日本人はこの「朋友

」「老朋友」って言葉に弱いんだよね〜。(多くの日本人が本気にしてしまう)「午後も山に登

るので今日はお酒無しね」って言ったら「はい。じゃあこれで乾杯しましょう」って「雪翠(日

本のスプライト)」のコップ一気飲み。しかもヌルイ。みんなしてまたまた「干杯!」その内「雪

翠」でお腹パンパンになってきたんで、「これならお酒の方が良いかな〜」っていったら楊さん

がうれしそうに「白酒」持って来ちゃって、もう!この楊さんがまた酒がめっちゃ強いんだよ。

アルコール度数は58度!匂い嗅いだら昔小学校の時理科の実験で使った「アルコールランプ」の

匂いがしたよ。楊さんと2人で「干杯!」ほどよく酔っ払った後「おんぼろトラック」で山登り。

今日は昨日見た所の山の裏側にある鉱点へ。昼間の「白酒」が「おんぼろトラック」&「でいん

じゃ〜な山道」のおかげで体内を駆け巡り頭がフラフラしてきた。こちらの鉱点は昨日の所より

も「石の目」が細かく質も良い。但し山の道も整備されてないし、石を掘り出す設備も無い為大

きい原石が採れないのが悩みの種。楊さん「設備のお金日本から出して下さい」私「もっと儲か

らせてくれたらね!だから原石もっと安くせい!」楊さん「・・・」下山して原石の検品。楊さ

んん「〇〇公司さんの為に残しておきました」私「ん?良い物全然無いじゃん。何これ」とがん

がん問い詰めた所、楊さん「実はよその公司が先に良い物買って行ってしまったんです」もうブ

チキレ!ここから延々とお説教。傳ちゃんも通訳するのいやだったみたいだけど。このころの私

ってばホントに中国の状況わかって無くてすべて日本式だったから商売大変だったよ。楊さんも

いろいろ言ってたけど。結局早急に良い原石を集めてもらい、沈さんに検品に来てもらう事で話

しをまとめました。宿に帰ると夕食まで時間があるので裏山へお散歩に行く。傳ちゃんはハイキ

ング好きみたい。結局往復2時間も歩いて休む間もなく「江西省最後の晩餐」。最初楊さんとは

お昼の一件があったので気まずい雰囲気があったのですがそこはお互い「酒鬼」。すぐに和平了!

だからお酒って好き!江西省最後の夜(だと思った)なのでみなさん一人一人にお礼を言って干

杯!そして記念撮影。部屋に戻ると隣の建物の2階が騒がしい。おそるおそる覗きに行くとそこ

はダンスホール。12,3人の老いも若きも入り混じりふぃーば〜!BGMはな、なんと日本のDJ

の肉声入り「ですこみゅーじっく」こんなのどこから仕入れてきたの?と思う間もなく停電。し

ばらくしても電気の復活が無いことを知ってみな帰宅。残念ふぃ〜ば〜しそこねた。部屋に戻る

となにやらタダならぬ気配...「む!何ヤツ!」と首を90度向けた先の壁に体長10CM程

の「やもり」2匹が壁をちょろちょろ。ひえ〜、寝てる間に食われないかい?

写真左が楊さん。しぶい!

原石の検査

鉱山

 

4月17日(金) 晴 のち 曇

 

朝8:00起床。今日で江西省ともお別れ、寂しい。雷さんと桂さんが来ていたので握手をして「お

〜謝謝!謝謝!」2人は「???」と、そこへ傳ちゃんが来たので「今日何時の電車で帰んの?」

って聞いたら「明日帰ります!」って。「は?今日でしょ」「いいえ!1日伸びたのです!」「な

んで昨日の内に言わないよ〜」「いいえ!私は昨日laishan先生に言いました!」などと自信た

っぷりに言うもんでついついムキになって「何時何分何秒何曜日?」って聞いてしまいました。

もう!それで話しを聞いてみるとせっかく江西省まで来たのだから観光に連れて行ってくれるん

だそうで。そういう変更ならうれしいぞう。雷さん桂さんありがとう!我々は桂さんの運転する

車で「廬山」へと向かいました。この「廬山」という場所は1959年の中国共産党廬山会議開

催で有名な避暑地(当時こんな事は知る由も無かった。もっとじっくり見とけばと今となっては

後のカーニバルな私)でかの毛沢東も良くお見えになられたとの事です。一行は「廬山」観光案

内所に到着。何でも日本語のできるガイドさんがいるとのこと。「ふ〜んこんな田舎にも日本語

喋れる人がいるの?」(当然有名な観光地と知らない)で、やってきたガイドさんは「ハイ!イ

キマス!」と言って出発。ガイドさんとなんとか会話を試みるも無残な結果に...「ワタシ、

ニッポンゴ、スコシ、スコシ。ハハハハ〜」結局傳ちゃんに通訳してもらうんだわ。この「廬山」

なかなかの絶景ポイントが多くなにやら「マユツバ」物の話しもいっぱいあって「この石に付い

ている物は馬の蹄の跡です。ここから向こうの山まで飛びました」って傳ちゃんが通訳。「あん

た向こうの山までって2KMはありまっせ。うそだあ〜」「ホントです!」って目くじら立てて言

うんだもん。はいはい。と「廬山」の名所を何ヶ所か回り雨も降り出してきたので宿へ帰る。そ

して今晩が正真証明「最後の晩餐!」昨日にも増して「白酒」の干杯の嵐!!ぎゃ〜楊さんが近

づいてくるう〜。もう嬉しそうにお酒飲むんだなあこの人。そして一人一人が挨拶してくれて、

李さん「遠い日本から良く星子まで来てくれました。ありがとう。何もお構いできなくてすみま

せん。また星子にいらして下さい」査小姐「ホントにいつでも星子に遊びに来てくださいね。今

度星子に来た時には私の家でご飯をご馳走しますからね」雷さん「本当にお疲れ様でした。慣れ

ない土地で大変だったでしょう。今後も良い商品を提供できるようにがんばります」桂さん「

同い年という事ですが早く結婚した方がよいですよ!(ちなみに彼は妻子持ち)今度星子に来る

ときはお嫁さんを連れて来てくださいね」楊さん「laishan、いつでもいいからまた星子に来て

一緒に白酒飲もう!」って。お酒が入ってた事もありなんか感傷的になっちゃって...宴会の

前に傳ちゃんに教えてもらったんだけど、みんなに上手くお礼が言えなかった。本当にみんな良

い人達で、この人達の我に対する接し方や態度すべてがとっても暖かかった。中国人の嫌いな所

すごくいっぱいある!だけどこんなステキな出会いがあれば忘れることができるね。我の中国好

きの原点はここ江西省星子県にあるのです。

廬山にて(左から雷さん、桂さん、我、沈さん、傳ちゃん)

廬山にて(左から沈さん、桂さん、我、雷さん)

宿泊先の裏山(向こうに見える滝まで歩いた)

 

 

現地公司の人達と記念撮影。左から、鄭さん・我・

楊さん・傳ちゃん雷さん・査さん・李さん・桂さん

 

4月18日(土) 曇

 

いよいよ本当に星子とお別れの日。朝8:00に雷さんと桂さんが迎えに来てくれました。今日

は来た時の「九江駅」では無く乗り換えした「南昌駅」まで送ってくれそうです。謝謝イ尓們!

車で4時間かかるんだって。途中先日見た鉱山の石を使って作られた「胡耀邦(89年没。100

人民元札の右から何番目のおじさん。文革で失脚。)」のお墓を見物。すごく田舎にあるんだな

これが。ささ〜っと見て南昌駅へ。南昌駅には12:00ごろ到着してみんなで昼食を取ること

に。食堂でぬるいビールで干杯!まずい〜。何品か料理も出て、話しもはずんでるところで、急

にお腹の調子が...♪ぱっぱかぱっぱ、ぱっぱかぱっぱ♪(by 正○丸CM)トイレの場所を

聞くと店の中には無く、いったん表に出るようで。雷さんが「一緒に行こうか?」と言ってくれ

たのですが「がっはっは!OK!OK!」と一人で。表に出て言われたように行くと「公衆トイ

レ」らしき物がありました。昼間なのに薄暗い中に入ると、まず臭い!くっちゃ〜!きたな〜い!

おもわずつま先立ち歩き!(お食事中、もしくは食後すぐの方対不起)誰もいないかと思ったの

で「うわ〜くせ〜!」と言ったら暗闇に光る二つの光!「うっ!」それは先客さんがすでに用を

足してる最中でして...しかもここのトイレがまたスゴイ!え〜説明しますとまず、入り口を

入って左側は「小」用。って言っても壁があってみんな壁に「ぶつける」わけ。壁の下に溝があ

って1箇所に集まる仕組み。そうそう肝心の「大」は...へ?な、なんやこれ〜!できないよ

〜!「大」の方は入り口を入って右側にありまして、U字溝が1本のみ。扉はもちろん、「申し

訳程度」30CM位のつい立すら無し。しかも先客さんはそのU字溝の真中に「で〜ん」と構え、

「う〜ん、先客さんの前でするか後ろでするか...」と我がためらっているほんの10秒間位

の間も「特殊効果音」を連発。んが、我もそんなに考えている余裕は無いので「先客にこのカワ

イイおしりを向けるのは外国人としてあるまじき行為ではないか」という結論に至り先客さんの

後ろで用を足すことに。トホホ。そして先客さんが用を足し終えたようで。で何やらU字溝の前

方に歩み寄る。「ハテ」と次の瞬間「グオ〜!」という音と共に先客さんの「汚物」が我の股間

を通りぬけて行くではないですか!「ひえ〜〜」この仕組みはU字溝の前方に水を流すレバーが

あるの。このレバーを「えい!」とひねると水道管から勢いよく水が流れて「汚物」を流してく

れるわけ。先客さんは我を横目に「仕事を成し遂げた」満足感を漂わせ足取りも軽く姿を消した

のでした。これでゆっくり用が足せると思ったのですが、心配してくれた雷さんがトイレまで来

てくれちゃって。我の露な姿を曝してしまい、「へへへ」という引きつった笑い...

そんなこんなで南昌駅へ。雷さんと桂さんともお別れです。ホントに優しいお2人でlaishan感

激!でした。列車の発車時刻まであと2時間もあるので沈さんは切符を買いに、傳ちゃんは街へ

お買い物。我は1人駅の待合室で時間つぶし。17:10列車は杭州へ向けて出発。この列車は

行きと同じ作りの4人一部屋の寝台車。もう一人の見知らぬおじさんが我們を見て「あなた達は

学生ですか?」と聞かれ一同爆笑!我と傳ちゃんはわかるけど、沈さんはちょっとムリ!でしょ。

19:30ごろ沈さんが街で買ってきたインスタントラーメンで夕食。こりゃ食堂車で食べる

よりもよっぽど美味い。食後沈さんが「一緒に来て」というのでひょこひょこ付いて行くと、

そこは「硬座」という一般席。日本の通勤ラッシュ並の人。通路に座れる人はまだまし。その

隙間に立ってあと10時間も乗ってるんだからすごい。聞くと沈さん「私は出張の時はいつも

硬座の席。今回は「軟座」でlaishan先生のおかげです」と。沈さんも苦労してるんだねえ。

疲れがたまってるせいか皆22:00前に寝てしまった。

 

4月19日(日) 晴

 

9:00少し前に杭州駅に到着。駅には李運転手さんが迎えに来てくれてました。1週間前に

李さんに杭州駅まで送ってもらったんだ。早い1週間だった。それにしても沈さんと傳ちゃん

はさぞ疲れたろう。特に傳ちゃんは鉱山登ったり通訳したりして。2人に改めて謝謝ですう!

12:00少し前に懐かしの「上虞賓館」に到着。真っ先に向かった先は「便座付きのトイレ」

はぁ〜幸せ。♪親愛的馬桶〜♪お昼ご飯を4人で食べて、我は今日の晩御飯を買い出しに街へ。

方便麺、面包、椰子汁水などを購入。寂しい晩御飯やな〜。夜は久々にお風呂に。湯船にお湯を

入れ日本から持参した入浴剤を湯の中へ。これで「赤い水」も没有関系!お風呂に入りおもわず

「う〜!ってか〜!」と唸ってしまい、日本人である事を実感するのであった。風呂上りにTV

を見ながら寝てしまいました。