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東京人権連 > 同和問題 > えせ同和行為について > 口演「えせ同和行為への対処」

        

口演「えせ同和行為への対処」 元落研 くいたや・びびんば

 本日はようこそ、こんなページにお越しくださいました。 まともなえせ同和行為への対処法を学ぼうという方は、「えせ同和行為について」をご覧くださいまし。 ここは、元・落研のあたし(だれ?)が、えせ同和行為への対処法について、落語口調で堅くならずに聞いていただきたい、そんな気持ちから立ち上げたページでございます。 あたしの高座名は、喰多家微々ん馬(くいたや・びびんば)と申しました。 まぁ、そんなこたぁどうでもいいんですが・・・・・・。

 えぇ、最近ではとんと聞かなくなりましたが、あたしの母が子どものころは、物売りなんてぇのが町内を歩いて回ったそうですな。 玉子でも魚でも、あたしもスーパーで買っちゃいますけれど、昔・・・・・・・・と言いましても、昭和の初期ぐらいまででしょうか。 「振り売り」なんて言いまして、天秤棒でものを担いで売ってまわっていたそうです。

 「一声と、三声は呼ばぬ玉子売り」なんてことを申しまして、玉子ってのは必ず二た声で売らなくちゃならない。
 「玉子ぉ」なんて一声で売りますと、
 「どぉれぇ」なんて、取り次ぎに出たりしそうです。 別に道場破りをするわけじゃないんですから・・・・・・。
 かと言って、三声で売るのもおかしゅうございます。
 「玉子玉子玉子ぉ」・・・・・・・・。 なんか、あとから追っかけて来るみたいです。
 やはりここは、「玉子ぉ、玉子ぅ」と、二た声で売るに限るそうです。

 「大根と付くべき文字を付けもせず、要らぬごぼうをごんぼうと言う」なんてぇことも申します。 牛蒡は「ごんぼ、ごうぼう〜、ごんぼう」と、「ん」の字を付けて売るそうです。 これも二た声で売るそうですな。
 「ごぼ」・・・・・・・。 なんか、穴掘ったみたいです。
 「ごぼごぼごぼごぼ」・・・・・・・。 井戸ン中に空徳利投げ込んだみたいで。
 かといって、大根を文字通りに売ると、これもおかしなものです。
  「大根や、大根」
なんか「大根」ってぇと、鬆(す)が入ってゴリゴリしていそうです。 やっぱりここは、「でぇこはようがすか。 でぇこ・・・・・・」って、「でぇこ」って言うと、お百姓さんがそのまま持ってきたような、泥つきの大根で、新鮮なように思えますな。

 売り声はありませんが、本屋さんって商売もあります。 いまは本屋ってぇと、大きな本屋さんが駅ビルに入っていたり、古本屋もチェーン店になったり、さらにはインターネットでも販売していて、案外簡単にいろんな本も手に入ります。 ところが昔は、いまで言う本屋を絵草子屋と申しまして、単に「本屋」って言った場合は「貸本屋」を指したそうです。 あたしが知っているところでは、東京でもついさきごろまで、文京区の根津には貸本屋がありました。 さすがにご時世でしょうか、廃業しちゃいましたけどね。 その昔は、絵草紙屋ってぇのはお囲いもの、いまで言うお妾さん・2号さんなんてのが、片手間にやっていた商売がほとんどだったそうです。
 古本屋と言えば、東京では神田神保町ですな。 あれだけ古本屋が軒を連ねていて、よく競合しないもんだと思いますけれど、その筋の方に聞いたところでは、店によって扱う専門書が違うそうで、そうそう競合しているわけじゃないんだと申します。 ですから専門書を探しに行くときには、なまじ東京駅前の八重洲ブックセンターなんぞに行くより、神保町のほうが探しやすいとか申します。

 えぇ・・・・・・・・・・・・今日は別に、あたしは落語をやろうってんじゃない。 えせ同和行為の対処方法について、特に企業の方々にお読みいただきたいと思っておりますのでな。 落語じゃないんですから、最後にオチを期待されても困りますが。

 えせ同和行為の中で、一番多いのが書籍の強引な販売です。 同和問題に関する本を、強引に押し売りするわけですな。 神田神保町の古本屋さん、特に社会科学の本を扱っている店を覗きますってぇと、ときどき立派な装丁の、同和問題に関する本を見つけることができます。 えせ同和団体から買わされたのは仕方ないけど、要らないからってんで売っちゃうわけですね。 でも、5万円で買った本が2,000円で売られているぐらいですから、二束三文で叩かれるのがオチみたいです。
 この被害にあった方が、相手の団体名や書籍名で検索して、あたしたちの団体のページにアクセスすることが多いようです。 大きなことを言うようですが、多分、民間ではあたしたち東京人権連が、えせ同和行為についての相談は、日本で一番件数が多いんじゃないでしょうか。 「日本一」ってことは、えせ同和行為なんてのがあるのは世界中で日本だけですから、「世界一」って言ってもいいと思うわけです。 そんなわけで、ときどき講演に呼ばれたり、マスコミのインタビューを受けたりするんです。
 でも、いちいち講演なんか聞く必要はないわけで。 このページをご覧くだされば、楽しく、対処法を学べるんじゃないか。 そんな心持ちで、このページをつくりました。 もちろん民間団体とは言え、あたしたちはマジメな団体ですから、こんなふざけた(?)ページを公然と立ち上げて行くわけにゃいきません。 そこで、「えせ同和行為について」から、さらにリンクを「隠し」で貼った次第です。 あなた、よくこんなページを見つけられましたな。 検索して、いきなりこのページに来た方は、まぁ「愛嬌」だと思って許してやって下さい。

 もちろん、「えせ同和行為」って一口に言いますけど、書籍販売だけじゃぁありません。 工事現場への下請けや物品納入なんかをゴリ押しする団体もありますし、何てったって、本家本元は「解同」です。 「かいどう」ってったって、水戸街道や日光街道とはわけが違う。 「部落解放同盟」って団体です。
 1970年代半ば、「解同」は「同和」を看板にして、やりたい放題のことをやりました。 当時、あたしはまだ子どもでしたが、「同和の人らはこわい」って言う声を、よく聞いたものです。 その頂点が、1974年の「八鹿高校事件」でしたな。 自分らの言うことを聞かない教師を、集団でリンチにかけてしまったんですから、ひどいもんです。 これ、最初は警察も動かなかったんですよ。 警察官だって人の子ですから、やっぱり命は惜しいんでしょうな。 でも、それに味を占めた「解同」が好き勝手やりまして、「同和はこわい」ってことになっちゃった。 「解同」は、刑事・民事ともに、最高裁判決で有罪となったのに、この問題については21世紀のこんにち現在、反省していないんですからな。 まったくもって図々しいヤツらで。 もう図々し学校を優等で卒業したようなヤツらです。

 こうした「同和はこわい」って意識が、新暴対法で動きを封じ込められた暴力団なんかには、格好の隠れ蓑になったわけです。 「同和」と名乗れば国民は言うことを聞く・・・・・・・。 そうなりゃ、これは美味しいですよ、ホントに。
 だからって、なにも「同和団体だ。 運動に協力するために、金を出せ」なんてロコツに言うバカは・・・・・・・・・・・ときどき、いるみたいですけど、そうそういやしません。 うっかりすれば企業恐喝ですからな。 そこで、「商品を販売する」って手法を取る。 これが「えせ同和行為」の典型です。 民間商取引ならば、警察は「民事不介入」で口出しできやしませんからな。 考えたものでして・・・・・。
 もっとも本家の「解同」も、暴力団が関係していることは、奈良市や大阪市の問題でハッキリしました。 だからあたしたちの先輩は、「解同」とは袂を分かったわけですが。

 で、古今の書籍から、資料を抜粋して集める。 装丁だけは立派な本をつくっています。 でも、原価は3,000円ぐらいだそうで・・・・・聞いた話ですけどね。 それを5,000円とか、せいぜい1万円で売るならば、まぁ理解の範疇だと思う方もいらっしゃるでしょう。 でもこれが5万円とか6万円するんですな。 ぼろ儲けですよ、これは。 あたしもやろうかってぇぐらいで・・・・・・・やりませんけどね。

 この中身、あたしたち全国人権連の前身である全解連(全国部落解放運動連合会)の著作も入ってるんです。 あたしも念のため、うちの議長に聞いてみましたけれど、もちろん一言の断りもなく、収録されています。 著作権法違反で訴えてやろうかって思いますな。 ですからあたしたちに「えせ同和団体だ」って名指しで批判されても、ヤツらは何にも言えないんです。 あたしたちだけじゃなくて、「解同」の文献も入ってるし、政府関係の文献も入ってる。 あっちこっちのツギハギで本をつくるんですから、著者なんていないも同然です。 執筆料もかからないんですから、ホントに美味しい仕事です。
 電話をかけちゃ、「自分たちは政治団体登録をしている」とか「NPO格を取得している」なんて言いますが、ホントかどうかわかりません。 政治団体登録をしているところも実際にありますけれど、あたしが相談を受けただけでも年間数百件の被害があるってぇのに、お上に出す収支報告書には、「収入ゼロ」ってなってるんですからひどいもんで。 脱税として、税務署は踏み込まないんですかねぇ。

 あたしがマスコミの取材を受ける中で知ったことですが、電話をかけてくるのは、アルバイトの中高年だそうです。 その雇用基準ってのが、「低くて、ドスの効いた声の持ち主」だそうで。 要するに、脅すような声でなきゃいかんってことです。
 そんでもって、押し売りには「マニュアル」なんてのがありまして、このマニュアル通りにしゃべっていたら、脅迫にはなりません。 そのあたり、ヤツらも考えているようです。 もちろん電話ってのは相手があることですから、受けた人とのやりとりによっては、脅迫まがいのことを言ってしまうこともあるみたいで。 所詮はアルバイトのオヤジがしゃべってるんですから、法律なんぞわかりゃしない。 「特定商取引に関する法律」ってぇむずかしい名前の法律がありますが、いわゆる「訪問販売法」が換わったヤツです。 これに違反するようなことを、平然と言ってるんですよ。 元がバカだから、しょうがないんでしょうけどね。 もう「柄の抜けた肥柄杓」で、どうにも手がつけられない。
 バカな証拠には、ドスの効いた、低い声の持ち主を雇ってる。 ホントにこわいのは、そんな男よりも女性のほうでしょう。 あたしだって、カミさんがこわくて仕方ない。 よく言うでしょ、「外面如菩薩、内心如夜叉」なんて。 これは「女の人ってぇのは、見た目は菩薩様のように美しいけれど、心ン中は鬼か蛇だ」って意味だそうで。 これはあたしが言ってるんじゃない、釈迦が言ってるんですから。 苦情は釈迦のほうに言っていただきたいものですな。

 そんなこたぁどうでもいいんですが、書籍を出版したら、売りたくなるのが人情ってもんです。 あたしたち全国人権連だって本を出版していますけれど、それについては「こういう本をつくった」ってチラシをつくって、案内状とともに郵送したり、自分たちの機関紙に「こんな本を出版しました」って広告を出したりするもんです。 それがまた、世間の常識ってもんでしょう。 もちろん、値段は良心的ですよ、あたしたちは。
 ところが1冊5万円も6万円も、場合によっては8万とか10万とかする本を、電話1本で売ろうってんですから見上げた根性で。 こういうことをやる段階で、すでにその団体はマトモじゃないですよ。 現物も見せずに、一般の書店では売っていないような本を、電話1本で売りつけよう・・・・・・・常識はずれにもほどがあろうってもんですな。
 電話で本を売るにもいろいろありましてな。 もちろん一番多いのは、いきなり電話をかけて、社長さん相手に「個人で買え」ってヤツですけれど、実際にあった事例としては、「部落関係者は差別の結果、結婚相手を探すのが大変なんだ。 お宅は顔が広いだろうから、20代から30代の独身女性を紹介しろ」とか、「今度甥が結婚するから、面識はないけれど、あなたに仲人を頼みたい」なんてムチャを言ってきて、「それはちょっと・・・・・・・・」って断ると、「うちが部落だから断るんだろう。 それは部落差別だ。 差別をしないというなら、うちの本を5万円で買え」なんて言ってくる団体もあります。 そうかと思えば、「600円の本を買ってくれないかな」なんて優しい声で言って、「面倒くさいし、600円ぐらいならいいや」と思って了解すると、「本代と運動資金カンパ、震災救済カンパ、あわせて53,800円を振り込んでくれ」なんて急に値上げして、「600円なら協力するけど、そんな高額は無理だ」って言い返したら、「うちの運動に協力すると言ったじゃないか。 うちを信用できないのか!」なんて凄む団体もあるんですよ。 落語みたいな、本当の話。 もはやここまで来ると、ブラック・ユーモアを通り越して怪談です。

 ブラック・ユーモアと言えば、えせ同和団体が本の押し売りをするときに、不思議と口にする言葉があるんです。 「最近、同和を騙って悪さをする不逞の輩がおりまして、私たちも困っておるんです。 そのときのために、私の名刺も付けて送りますから・・・・・・」って、自分たちが「同和を騙って悪さをする不逞の輩」のくせに、それをあえて口にする。 そのことで、自分たちを「えせ同和団体ではない」って思いこませたいんでしょうな。 事実、名刺も同封されてくることが多いようです。 この名刺、何かの役に立つのか・・・・・・? あたしもいろいろ考えましたが、本に挟んで「しおり」の代わりにするか、靴を履くときに靴べら代わりにするぐらいしか、使い道がないんです。 あとは可燃ごみになるのが運命ですよ。

 こうした被害にあった方は、具体的な対処方法は「えせ同和行為について」をご覧いただきたいと思います。 このページはあくまで、被害にあう前に、業界や企業がどのように取り組むべきかを書いていますからね。 まず、それをご承知いただきたいと思います。

 あたしは生まれつき、性格が乱暴なもんですから、「目には目を、歯には歯を」なんて、ハムラビ法典みたいなことを申します。 「そんなこと、企業はできないよ」という方もいらっしゃいましょうが、それはあとで申しましょう。
 ただ、「目には目を、歯には歯を」で相手に対処しても、えせ同和団体は法的な措置は絶対に採りません。 うっかり裁判沙汰になったりしたら、それまでの悪行が白日の下にさらされるんですからな。 ヤツらは法律論を持ち出されると、必ず引っ込みます。 だからそれに乗じて、「たしかに電話では仕方なく『送ってくれ』って言ったけれど、やっぱりいらねぇから返すわ」と言って、相手に返送したってかまいません。 相手は文句を言ってくるでしょうが、「要らないものは要らない」って突っぱねれば、相手が怒ろうが何だろうが、知ったこっちゃありません。 そうやってしまってかまわないんです。
 ここで多くの方が恐れているのが、「仕返し」をされることのようです。 「うっかり断ったり、書籍を送り返したりしたら、相手の団体に押しかけられるんじゃないのか」ってご心配は、まぁ、あたしにもわかります。 でもちょっと、お考えいただきたい。 ヤツらの目的は、あくまでも金儲けなんですな。 名簿は業界団体名簿とか電話帳とか、いくらでも準備できます。 断られた相手に嫌がらせをするよりも、次の名簿に電話するほうを選びますから、ご安心いただいて結構なわけで。 「街宣車をまわすぞ」なんて脅した団体もありますが、ヤツら、街宣車なんて持ってません。 万一、ホントに街宣車を回して脅してきたら、それは逆に幸運ですよ。 「企業恐喝」と「威力業務妨害」(いわゆる営業妨害)が加わって、相手の罪は重くなるし、民事訴訟になれば慰謝料をふんだくれるんですからな。 えせ同和団体だって、そんなことは百も承知ですから、そういうことはしないんです。 もちろん厳密に言えば、電話で「街宣車をまわす」って言った段階で、すでに企業恐喝は成立しているんですけどね。 これは録音でもしていない限り、立証することがむずかしいものですが。 そもそも5万円の本を売るために、街宣車で乗り付けてワイワイ騒ぐのは、コスト的にもペイしませんよ。 いくらあたしがバカでも、それぐらいはわかる。 ヤツらは金儲けが目的ですから、儲からないことはやりゃしません。

 もうひとつ、えせ同和団体の弱みは、法的措置を採られること以外に、本家の部落解放運動団体が絡んでいることなんです。 裁判沙汰になったときのことは、いま申したとおりです。 また全国人権連や「解同」みたいに、政府も対応する部落解放運動団体が絡んでいるとわかれば、ヤツらは手を出せません。 いくら企業が「行政の研修を受けている」って言ってもヤツらは相手にしませんが、「うちは同和問題については、全国人権連と対応している。 全国人権連の指導もあるので、うちはお宅を相手にできない。 この対応に不満があるなら、うちにではなく、全国人権連に言ってくれ」と言えば、相手は黙っちゃうもんです。 それでも何か言い続けるヤツは勉強不足なので、「お宅は同和問題について、わかっていないようだな。 全国人権連によく聞いたほうがいいんじゃないの?」ぐらいのことを言っても平気なんです。 企業ってぇのはお客様商売ですから、ついつい丁寧な言葉を口にするのが癖になっているようですが、えせ同和団体ってぇのは、下から出りゃあ付け上がるようなヤツらですから、ここは高圧的に出た方が効果的なんですな。
 さらに言えば、えせ同和団体ってのは、総じて勉強不足です。 あたしが相談を受けて、その人に「あたしの名前を出していいから。 そうやってお断りなさい」と言ったところ、その方は相手の団体に、あたしの名前と電話番号を告げたようです。 部落問題の本を出版しようって団体の人間なら、普通は全国人権連の名前ぐらいは知っているはずです。 ところがそんなことも知らない。 だからあたしに、えせ同和団体が文句の電話をかけてきたことがあるんですよ。 もちろんあたしは、思いっきり、からかってやりましたけどね。 「水平社(1922年=大正11年に創立された、初の部落解放運動団体)宣言の執筆者は誰か」「最後の特別措置法の正式名称は何か」「関八州の穢多頭と言われた人間は誰か」なんて、一般的には知られていませんけれど、部落問題にかかわる人間ならば知っていて当然のことです。 これを質問したんですけど、ヤツらはまったく答えられない。 「あんた、勉強不足も甚だしいねぇ。 それでよく、あたしに電話してきたもんですな。 あんたみたいな人間がいる団体が同和問題の本を売るなんぞ、100年早いわっ!」ってんで怒鳴りつけたんですけれど、向こうから電話を切りましたよ。 あたしも一応、部落問題については専門家ですから。 こうした専門的な質問ぐらいなら、できるわけですな。 相手が適当に答えてきたら、間違いを指摘するだけの知識も持ってる。 だから、こんな遊びができるわけです。
 もちろん、こんなことは企業の方にはお奨めできやしません。 企業名にもかかわるでしょうしね。 ですから、ケンカを相手にふっかけるような真似は、あたしたちにお任せいただきたい。

 それじゃ、企業の方々はどうすればいいか・・・・・・・・簡単なんです。 専門家に丸投げしちゃえばいい。 つまり、東京人権連に電話やメールをすれば、具体的な対処方法をお教えいたします。 これは事前・事後を問わず、いつでも大丈夫ですから。

 それともうひとつ、学習していただくことですな。 「えせ同和対策の学習」ってぇと、ついついむずかしく考えるみたいです。 だからここで、「東京人権連に電話して、あたしを呼んでくれ。 講師料は5万円」なんて言おうものなら、それこそ、あたしがえせ同和行為をやってるようなもの。 あたしは、そんなことは申しません。
 大企業なら、総務課の人たちだけでもかまいません。 中小企業や個人商店ならば、業界で取り組んでいただいた方が効率的です。 弁護士さんを呼んで、「特定商取引に関する法律」、特に第6条あたりについて学習していただきたいと思います。 これが、かなり効果的に断れるコツです。

 いろいろむずかしく考えちゃうと、えせ同和団体相手には損します。 それなら、丸投げしちゃって下さい。 それと、万一被害にあわれた場合には、決して泣き寝入りしないことが大事だと思いますな。 一度本を買っちゃうと、毎年押し売りされますし、違う団体名を名乗って、別の本を押し売りしてきたりします。 つまり「金づる」と思われちゃうんですな。 そうなりゃ、今度は断るのに苦労しますから。

 行政がよく、えせ同和行為への対処方法として、「勇気をもって断ることが大事」だとか「同和問題について正しい理解と認識を身につけることが大事」なんて言いますけど、断るにはあとがこわいし、正しい理解と認識なんてむずかしい・・・・・・・・ってのが、企業の方々の本音じゃないでしょうか。 あたしに言わせりゃ、「同和問題についての正しい理解と認識」なんてのは、ついでのときに身につけていただけば結構。 えせ同和行為を排除するためには、「正しい理解と認識」なんてのは屁の突っ張りにもなりゃしません。 「正しい理解と認識」ならば、「同和問題について」ではなく、「特定商取引に関する法律」について、正しい理解と認識を学んでいただいたほうが、よほど効果的です。 そのためには、同和問題の専門家じゃなく、法律の専門家に聞いたほうが早い。 だから、弁護士さんを呼んで学習して下さいと申し上げるわけです・・・・・・・・なんて、「あたしを呼んで下さい」って言わないあたりが、あたしが貧乏である所以でしょうな。

 学習するなら弁護士さんを講師にする。 実際に被害にあったときなんかは、専門家である運動団体に対処方法を聞く。 これが、えせ同和行為への正しい理解と認識です。 それでかまわないんです。 なにもむずかしく考えることはありません。

 いろいろとございましょうが、万一、えせ同和行為に直面したときには、気を楽に持って、「むずかしいことはわからない。 でも、全国人権連や東京人権連と話をしているから、本を売りたいんだったら、お宅から東京人権連に電話して、東京人権連からうちに売らせるように言わせてくれ。 お宅が正しい団体だったら、東京人権連が『買ってもいいよ』って言うでしょう」とでもお答えいただくのが一番です。 「餅は餅屋」と申しますし、あたしに企業経営のことや営業のことがわからないように、企業の方々には同和問題はわかりにくいと思います。 「江戸時代の身分で、いまも差別するのはよくない」って、基本的なところだけを抑えれば、同和問題についての正しい理解と認識なんてのは十分。 それ以上のことは、相手にならないことです。

 どうぞ何かありましたら、あたしたちにご連絡ください。 むずかしく考えることはありません。 気軽に、肩の力を抜いて対処することが、何よりも大事だと思いますよ、あたしは・・・・・・・・。

  

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